二人の兄に激甘警報発令中!

感じる人のぬくもり。


私は驚いて体が一瞬飛び跳ねた。


胸の前でクロスされている腕。


私は目の前にあるカラタネオガタマの木を見つめていた。


誰…この人…。


自然と聞こえる心臓の音が尚更私を焦らせた。

耳の傍で聞いている様な感覚。

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