二人の兄に激甘警報発令中!

すると頭上から



「み~つけた。」



語尾にオンプが付いていそうな甘ったるい声色で耳元で囁いてきた。


私は全身が硬直し、ただただ立ていた。


熱いのは太陽の熱だけじゃなくて、身体も熱かった。


何が起きているんだろう。


私はプツンと何かが切れたように、膝の力が抜けた。


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