二人の兄に激甘警報発令中!

シャンプーの様な爽やかそうで少し甘い香りが私の鼻孔をくすぐる。

私の髪の香りでは無い。


一瞬の出来事なのに、私は色々な事を思った。


また薄く瞼を上げた。


その瞬間にまるで私の身体を優しく包むように背中に伝わる掌の感覚が全身ビクリと反応させた。


私はそのまま重力に身を預けた。


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