二人の兄に激甘警報発令中!


私は硬直したまま、何も出来ずに居た。


目の前に見えるのは……驚いた顔で私を見つめる男の人。


私は思わず口を少し開けてしまった。


私と目の前の人はポカーンという言葉が似合う表情をしているだろう。


「お、おはよう。体調は大丈夫そう?」


男の人は現実に戻るように首を勢い良く左右に振ってから私を見た。

< 52 / 265 >

この作品をシェア

pagetop