二人の兄に激甘警報発令中!

「あ、平気です!」


そう答え、足を動かそうとした。



しかし、足が動かなかった。



体が硬直している間、ずっと正座で居たからだ。


「っ…。」


私は組んでいた手を解き、布団を握った。

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