二人の兄に激甘警報発令中!

「……立てない…です。」


私はその人を見た。


背が高く、小さい私は急な角度で見上げている。


少し首の後ろが辛いくらいに。


私はなんだか涙が出そうになった。

そのまま見上げているせいか、手の力が強くなるのを感じた。


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