二人の兄に激甘警報発令中!
そう言うと彩羽の頬の紅みが少し消え、顔が強張っっていった。
すると彩羽は俺の胸板を押した。
「私達は兄妹です…。こんなこと止めてください。」
少し俯いて彩羽は言った。
か細く、弱弱しく言った。
俺は無性に腹が立った。
だったらなんだ。
血は繋がっていない。
キスして何が悪い。
彩羽の事をここまで考えさせといてその言葉は無いだろ。
言ってる事は妥当だと思うが、俺は腹が立った。