二人の兄に激甘警報発令中!


「っ…。」


言葉が見つからない。


私はここで何をした?


飛び起きた際に胸元から落ちてしまったシーツで瞬時に胸元を隠した。


その時、響也さんとキスをした光景を思い出した。


『ん…。』


と色っぽく声を出していた自分に今更紅潮する。


ベッドシーツを見てもさほど乱れていない。


私と響也さんが行為を行ったのは琴音さんが『稜也の部屋』と言っていた部屋?


「訳が分からない。」


私は左手で頭を触った。


私は響也さんと……。


何も覚えていない。


ただ、響也さんとキスをしていたらいきなり頭がグランとしてそのまま寝てしまった。


疲れたせいなの?寝たというか、気を失った様な感覚だったような。


それでも何故裸?


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