意地悪上司は仔猫好き






帰りも一緒に帰りながらアパートに着くと




「「私の家、ここ。…えッ?!」」



2人で驚く。




そして、


「「ぷ…ッ。」」



2人で吹き出していた。




「ここまで気が合うとはね。今度、朝まで飲もうよ。」



「うんッ」



明歩ちゃんと2階で別れて私は自分の部屋がある4階へ帰った。




その夜はいい気持ちで眠りについた。






──翌朝から私はいつものように1日が始まった。



でも違う事が1つ…。





「彩音、いらっしゃい。友達来てるよ。」



史江先輩が嬉しそうにカフェラテとチョコチップマフィンをお盆に乗せて出してくれる。




明歩ちゃんも同じモノ。




< 11 / 248 >

この作品をシェア

pagetop