意地悪上司は仔猫好き




ビクッと体が揺れると櫂理さんの息が首筋から耳元へ。




「…彩音。」



櫂理さんの色っぽい声が私の耳を撫でて耳たぶが優しく噛まれた。





その瞬間、



「…ふにゃあ…ッ。」




私の口からあり得ない声がッ!?




甘ったるい猫なで声のようなとろけた感じの声に私は慌てて口を抑えた。




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