意地悪上司は仔猫好き





そんな言葉が私に重くのしかかる。




「…とにかく行くぞ。」





櫂理さんは私の手を引いて歩き出した。







__櫂理さんと私は公園にやってきた。




遊具の近くは子供連れの家族がたくさんいて私たちは静かな池の近くのベンチに座った。




優しく吹く風や鳥のさえずり、水の音が私の心を静めてくれた。




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