意地悪上司は仔猫好き






おつまみとカクテルの袋をガサガサと鳴らして私たちは明歩ちゃんの部屋に着いた。





「お邪魔します。」




「どうぞ、どうぞ~。」




明歩ちゃんの部屋はシンプルだけど可愛いモノがいくつかあってでも…。





「ごめんね~。私、片付けめっさ苦手でさ~。適当に座って。」





「う…うん…。」




私は適当に足元を片付けて座り、机の上を片すとカクテルとおつまみを出した。





「お酒の好みも一緒だったとはね。」





「お互いに弱いのものもね。」




私は肩をすくめた。





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