意地悪上司は仔猫好き





「何だ、カズ。トラブったか?」




『はぁ?トラブってんのはカイだろうがッ!?』





いつも普段はおちゃらけたカズが声を荒げてる。





俺が…トラブってる…?




『羽成泣かせてどこまでドSなんだよッ。今、明歩が追いかけてったけど…。』





後ろで




『…ダメでした…。』




時桃の声がかすかに聞こえた。




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