意地悪上司は仔猫好き
明歩ちゃんと私は明歩ちゃんのお兄さんのお店に向かった。
「あの…私、男の人にやってもらうのは…。」
私が恐る恐る明歩ちゃんに言うと
「だぁい丈夫。それとなく言っといたから。」
「…それとなくって本当に大丈夫かな…?」
そう思いながら明歩ちゃんの後について行った。
中心街を1本か2本入った静かな場所にオシャレな美容院があった。
「…キレイなお店…。」
呟くと
「アニキが喜ぶよ。さっ、行こう。」
明歩ちゃんの後ろについてお店に入った。