意地悪上司は仔猫好き
お店の中も外観と同じくらいオシャレで、スタッフの方もオシャレな人ばかりだった。
「明歩、久しぶりだな。」
「1ヶ月しか経ってないじゃん。」
呆れ気味の明歩ちゃん。
「てか、明歩の友達は?逃げられた?」
い…いるんですけど…ッ。
そう思っていると
「失礼なッ!?いるわよ。ただチッコいだけだ。」
…て言うか、明歩ちゃんも失礼だよッ。
私は恐る恐る明歩ちゃんの後ろから顔を出した。
「あ…あの…すみません…。」
おずおずと声を出した。