意地悪上司は仔猫好き





穂波さんはさっさと会計を済ませる。




「じ…自分の分は払いますッ。」




私はお店を出て行く穂波さんを追いかける。




「俺がカイにシメられっからここは出させてよ。」






笑う穂波さんだか、



「いえ…ここのコーヒー、少し高いんで…。」




少し声を低くして言う。




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