意地悪上司は仔猫好き




俺はチラリと俯く彩音を盗み見して



「…いつでもいいって言っただろ?仕事に戻れ。」




煮え切らねぇ彩音に少しイラついた俺が言い切った直後、



「わ…笑わないで下さいねッ///。」




彩音の予想外に大きな声に少し驚いて書類から顔を上げた。





それは本人もそうだったらしいが、それ以上に彩音の全身が真っ赤で驚く。




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