意地悪上司は仔猫好き







穂浪さんの言葉に櫂理さんは口の端を上げて




「まぁ…仕事に関しては尊敬に値するかもな。それ以外は願い下げだけど。」





何だか意味深な櫂理さんだなぁ。



その方と何かあったのかな…?





首を傾げてそう思っていると突然、櫂理さんと目が合って私の肩がビクッと不自然に反応した。






私は慌ててパソコンに目を落とした。






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