ハッピーバレンタイン!!
なんだ・・・そんなことか・・・。

「別にいいけど」

俺は短く答えた。

「あー、でも歓迎する人に手伝ってもらうのもなぁ・・・
あーもぉ、どーしよう?」

目の前で悩んでいる緋奈は夕日に照らされ魅力的な女に見えた。

「手伝ってやるって!!
そんなんで悩むなよ。」

俺は顔が熱くなるのを感じながら、彼女の手をつかんだのだった。
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