ハッピーバレンタイン!!
プイ、とそっぽを向いた西川くんの頬はほんのり赤かった。
「本当に、本当にあのチョコレートは有弥が気持ちを込めて作ったの!!
私は、アドバイスしただけ。
確かに、あのチョコレートを包んでた袋は・・私が有弥にあげた物だけど・・・」
「そっか・・・」
彼はそう言ったっきり黙ってしまった。
私の視界の隅に透里くんが教室に戻ってきたのが見えた。
彼も西川くんと同じようにチョコレートを持っていなかった。
そして、少しコッチを見た気がした。
「本当に、本当にあのチョコレートは有弥が気持ちを込めて作ったの!!
私は、アドバイスしただけ。
確かに、あのチョコレートを包んでた袋は・・私が有弥にあげた物だけど・・・」
「そっか・・・」
彼はそう言ったっきり黙ってしまった。
私の視界の隅に透里くんが教室に戻ってきたのが見えた。
彼も西川くんと同じようにチョコレートを持っていなかった。
そして、少しコッチを見た気がした。