ハッピーバレンタイン!!
緋奈side

家に帰ってから中津くんにキスマークをつけられたことを思い出した。

鏡で確認しようとするものの、上手く見えない。
そこで、家に帰っていた純に見てもらうことにした。

「純!!じゅーん!!
ちょっと入るよぅ!!」

そう言って制服を脱いだ後のキャミソール姿のまま純の部屋に入った。

純の部屋の中には不機嫌最高潮の純と私を見る純の友達がいた。

「緋奈ちゃん、部屋のドアはノックしてって言ったよね?」

純が不機嫌な声を出す。

「えへへ・・・ごめーん!!」

軽く受け流そうとすると、純に怒られる。

「緋奈ちゃんは何回言っても聞かないんだから・・・」



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