ハッピーバレンタイン!!
「そう言われると・・気分がいい・・・な。」

なんで緋奈はこんな優しいんだ?
今以上に惚れちまうじゃねーか・・・。

「あのさ・・・」

緋奈が突然言い出す。

「なんだ?
俺に答えられる質問なら答えるが?」

「私たちって・・・中学で会う前にさ・・会ったことないっけ?」

やっぱり緋奈はわかってたのか・・・俺が昔の【翠くん】だっていうことを。
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