あなたと私の大切な絆

『大丈夫だよ!お昼は食べていい?』

『あぁ。で、退院のことだけど明日の午後には結果が出て、良ければ夕方には退院になるから。』

『そっか。寂しいな…。』

私がこう呟くと大輔は何かを察したかの様にみさねぇーに『2人になりたいから外してくれる?』と言った。
すると、みさねぇーは私に手を振りながら部屋を出て行った。

『何かあった?寂しいって…。』

『病院は嫌いだけど大輔と離れたく無い。』

『俺も気持ちは一緒だよ?けど、俺らは恋人なんだよ。だから、会える場所何て病院以外でもいっぱいあるから大丈夫だよ!』

『うん…。』

『咲空、今思ってること全て言ってごらん?余計なこと考えずに、全てを俺が受け止めるから!』

『…それでも、不安だよ。私のこと嫌いになったりしない?』

『しないよ!俺が好きなのは咲空だけだから!』
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