*Love Love Love*
***
「よし!」
できた!!
喜人さんはもう少し休むと言って部屋に行っちゃったから、チョコを持って部屋に行った。
「喜人さん…?できたよ…って」
喜人さんはすーすーと寝息をたてて寝ていた。
「喜人さーん。できたよー」
…反応なし。
ちょうど顔がこっちを向いてたので、頬をつんとしてみた。
でも起きない。
「眠りの王子…」
眠り姫ならぬ、眠りの王子だ。
キスしたい…。
純粋にそう思った。
まあさっきも気づかなかったし、あと1回くらいなら…。
そう思って唇に触れた。