長い夜の甘い罠【完】
思っていたよりも、男の気持ちが私に傾くのが早い。
このままいけば一ヶ月もしない内に、私の計画は最終段階を迎えられそうだわ。
さっきの無理矢理した行為で、これだけ反省し悔やむ姿からしてきっと私の計画は上手く行く。
「…隼人…もっと…」
「…ねだる等珍しいな」
「何だか貴方を沢山感じたいの」
男は私の背へと腕を回しぎゅっと抱き締めると、優しいキスから深いキスへと溺れ男に身を預け、今度はいつもの優しい行為に落ちていった。