星屑チョコレート【短】
橋本君が人気があるのは知っているし、後輩である彼女達が彼を気に入っているのも見ていればわかる。
「あんなに冷たい人のどこがいいの?」
「そうだよ〜。あそこまで冷たくされちゃうと、心が折れちゃったりしない?」
ただ…
こんな話をするのなら、あたしの耳に入らないようにオフィス以外の場所でしてくれたらいいのに…。
傷付いたりする程弱くは無いけど、あたしだって気分が悪くなる事くらいはある。
「どうして?そこがまたいいのに」
そんな気持ちからため息を漏らせば、橋本君の柔らかい声が響いた。
「それに、浅木さんって皆が思ってる程冷たい人じゃないと思うよ?」
「あんなに冷たい人のどこがいいの?」
「そうだよ〜。あそこまで冷たくされちゃうと、心が折れちゃったりしない?」
ただ…
こんな話をするのなら、あたしの耳に入らないようにオフィス以外の場所でしてくれたらいいのに…。
傷付いたりする程弱くは無いけど、あたしだって気分が悪くなる事くらいはある。
「どうして?そこがまたいいのに」
そんな気持ちからため息を漏らせば、橋本君の柔らかい声が響いた。
「それに、浅木さんって皆が思ってる程冷たい人じゃないと思うよ?」