隣のぼーいふれんどサマ。
登校したのは、8:30を7分だけ超えた頃だった。
あたしに言わせれば、たった7分遅れただけ。
でもどんな理由があろうと、この遅刻は遅刻として片付けられる。
職員室に行くと、たくさんの先生に軽蔑の目で見られるし。
担任の先生には「あなたに期待してるのよ」などと意味のわからない、遅刻とは全く関係のない説教をされた。
あたしは「はあ。すいません」と適当な返事をして教室へ入ると、雅があたしを思い切り睨みつけた。
・・・今日は睨まれる日だ。