隣のぼーいふれんどサマ。


「っだぃ・・・じょ・・・ぶだよ・・・。」


「いいから黙って寝てろ。こういうときくらいは優しくしてやるから。」


こういうときくらい、って・・・。


「はぇ?」


俊哉はその整った顔に、不敵な笑みを浮かばせた。


「そのかわり、風邪治ったらお礼しろよ。・・・そうだな。ちゅー10回で♪」


「っはひっ!?ばっ、」


驚きのあまり、むせて咳が出る。


こいつ何言ってるのよ、変態っ・・・!


「・・・冗談だよ。寝てろ。俺はカズの隣にいるから。」


あれ?


この台詞、さっきの夢と同じ・・・?


どういうこと?


さっきのは俊哉だったの・・・?


でも・・・
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