star light.
7日に俺は美緒を迎えに言った。
協力してくれた子たちには家で待機してもらっている。
実は病院の先生達にも協力してもらって、美緒はもうドレスに着替えているのだ。
病院が近付くにつれ、鼓動が大きくなる。
ドレス姿の美緒を想像しただけで涙がでそうだ。
病院につき、病室のカーテンをあける。
「…うわっめっちゃ綺麗…」
俺は感極まって涙が溢れ出た。
「え?え?泣くの?泣くの?!」
美緒は混乱していた。
「めっちゃ綺麗だよ、本当、え…やばい。俺本当幸せ。」
着替えの手伝いをしてくれた看護師さんや先生達も目が赤くなっていた。
「じゃあ行こうか。」
「んっ!」
美緒を車椅子に乗せて駐車場まで行く。
恥ずかしい…ってずっと言っている美緒が可愛かった。
美緒には写真を撮りに行って、家に帰ると伝えてある。
写真も撮りに行くんだけど、家でのことは言っていない。
はぁ、喜んでくれるだろうか…