初恋シグナル~再会は恋の合図~
「ちょ、美涼先輩!?」
私これから買い出し行こうと思ってたんですけど!?
という私の心の声は見透かされていたようで、「大丈夫、朱音に行かせるから」とあっさりとした言葉が返ってきた。
あ、ちなみに朱音、っていうのは1年生のマネージャー。
可愛いんだよね、もう、あの小さい感じが!
「お疲れ様ですっ!……あれ」
噂をすれば、本人登場。
急いできたのか、軽く息が上がっている。