初恋シグナル~再会は恋の合図~
「不意うちで可愛いこと言ってくるから、心臓やばいんだけど」
「えっ!?」
か、かわいい!?
思わず顔が熱くなった。
「……一体何回言ったら照れなくなるわけ」
「ス、スイマセン……」
ただの友達だったときはあんなに言葉少ななイメージだったのに、付き合ってみると真二くんってすごくストレートだった。
可愛いとか、好きとか。
すごく言葉にしてくれるから、嬉しいけど、すごく恥ずかしい。
「いいけど。そういう照れてるのも結構ツボだから」
「ま、またそういうこと言う!!」
バシバシと叩くと、あははと笑われた。
「……しかも相手、湊のとこなんだよな」
「え、えええーーーっ!」