私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
「うんいいよ。ごめんね邪魔しちゃって」




すると奈々は小声であたしに話しかけた。




『昨日きっと結衣のお母さんから衝撃のこと聞かされたりして…』




『だろうね…』




どんな結果でもあたしは葵君が好き。




もうあたしは弱虫じゃないんだ。




これも葵君や優君のおかげ。




葵君があたしを変えてくれたんだ。




あたしに勇気をくれたんだ。




今まであたしの本当の気持ちを理解してくれる男の人はいなかった。




でもいたんだねこの世の中に。




あたしは葵君を信じるよ。




そう思いながらあたしは席に着いたのだった。
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