私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
一方雅はというと変わらず震えたままだった。




代わりに奈々ちゃんがフォローしている感じだ。




「おいコラうるさいぞ。ホームルーム始めるぞ」




先生が手を叩いて言った。




俺は雅の様子が気になり、ずっと雅を見ていた。




授業中もなかなか集中できず、上の空だった。




一方黒永隼人は雅に話しかけてばかりいる。




くそ…この嫉妬心はなんだ…




やたらに雅に触るんじゃねぇよ。




雅は俺の彼女だぞ。




しかも机くっつけて喋ってやがる。




俺は最後まで集中できずにいたのだった。






1時間目が終わり、俺は即雅に話しかけた。




すでに黒永隼人が雅に話しかけていた。




「おい雅ー」




俺が話しかけた瞬間雅は嘘のように笑顔になった。
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