私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
やっぱり葵君あたしの事想っててくれてたんだ…




あたしは嬉しさと悲しさでいっぱいになり、涙を流した。




「だって…だって…心配で電話しても携帯繋がらないし、




葵君に嫌われたのかと思って心配だったんだもんっ…!」




葵君はあたしを抱きしめた。




「ごめん。俺の携帯壊れてて親父に頼んで明日携帯買ってもらうつもりなんだ。




それに本当の事言わなかったのは俺が隼人を殴ったのは事実だし、




本当の事言っても信じてくれないだろう。証拠もねぇんだし。」




なんだ携帯壊れてただけか…




びっくりした…でもやっぱり納得がいかない。




「でもおかしいよ!あたしのせいで葵君が停学になるなんて…!」




「彼女を守るのは当たり前だ。お前は何も悪くない。




それに俺が雅を嫌いになるわけないだろう。




まさか雅がここに来ると思わなかったんだ。不安にさせてごめん。」
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