私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
そう言って葵君はあたしをまた抱きしめた。




「ねぇやっぱり先生に本当のこと言おう?




停学なんて将来に響くよ。今すぐ学校行こう」




あたしは葵君から離れて言った。




「いいんだ。このままで。1週間の停学なんて大したことないし




雅は何も悪くない。今回は俺が悪かったんだし」




「駄目だよそんなの…!葵君はあたしのこと…「いいって言ってんだろ。




彼女守るのは当たり前だし今回は俺が一方的に殴ったんだし」




葵君の言葉にあたしは涙を流した。




なんで涙が出てくるんだろう…




葵君の前では泣かないで、笑うって決めたのに。




泣いたら駄目だ。笑わなきゃ。




葵君はあたしの姿を見て、あたしの頭を撫でた。




「泣くなよ。雅に涙は似合わねぇぞ。」


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