私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
「雅何してんだこんなとこで。女一人で危ないぞ。」




隼人は実にラフな格好をしていて、変装のために眼鏡をかけていた。




葵君に殴られた痛々しい跡が残っていた。




「今帰るとこ。それじゃ」




あたしは歩き始めたが、隼人はあたしの手をつかんだ。




「ついでだし俺んち来いよ。」




「お母さんが心配するから今日は駄目。」




本当は嘘でお母さん今仕事中なんだけどねww




「ってか俺の彼女になってよ。」




「嫌だって何度も言ってるでしょ。」




「ふーんじゃあ葵がどうなってもいいんだ。俺の力なら葵を退学にさせることなんて簡単なんだけどなー」




ええいそんな嘘通用すると思ったら大間違いよ。信じるもんか。
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