私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
「そりゃ結衣ちゃんの言うとおり雅は嫉妬と誤解したんだね」
「俺もそう思う」
優と奈々ちゃんは顎に手を当てて言った。
つかどんだけ気が合うんだお前ら…
「とにかく葵雅を説得するしかないよ」
雅は俺の肩に手を乗せた。
「ああそうだな。俺雅に説得するわ。悪いけどお前らも説得手伝ってくれ」
「そうこなくっちゃww」
奈々ちゃんはガッツポーズをして言った。
「やっと俺の出番だなーww」
そうして俺たちは雅を探した。
図書室や資料室、体育館、校舎裏などを探したが、一向に見つからなかった。
いねぇ…!どこ行ったんだ…
すると結衣は息を切らして言い出した。
「ねぇ葵、雅の行きそうなとこないの?」