私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
「隼人に脅されたんだろ!!雅の嘘は見え見えなんだよ!俺のために




雅が犠牲になるとかやめてくれ!!雅が好きなんだ。頼む戻ってきてくれ!!」




葵君はそう言って、あたしを抱きしめた。




すると隼人は無理矢理引き裂いた。




「やめろよ!俺の彼女にやたら抱きつくな。雅はお前を捨てて俺を選んだんだ。何言ったって無駄だぞ。」




葵君は隼人の胸ぐらを掴んだ。




「テメェ…!汚ねぇ真似しやがってー!!」




「俺のやり方と言え。お前みたいなクズは雅には似合わない。」




違う。葵君はクズなんかじゃない!あの葵君の表情は本当にあたしの事が好きな目だった。




あたしを守るために喧嘩して、いつでも一緒にいてくれた。




あたしやっぱり葵君じゃないと駄目なんだ。




隼人はあたしを見た目でしかみてないんだ。




ごめんね葵君。あたしやっと目が覚めたよ。
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