私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
葵君はあたしの手をつかんだ。




今頃気が変わったから怒るのかな…




あたしは怖くて目をつむった。




すると葵君はあたしを抱きしめた。




「あれから連絡なくて心配だった。ずっと寂しかったんだぞ」




そっかあれから葵君とは一切連絡とってないんだっけ…




まあ理由はもちろん隼人が彼氏でもないやつと連絡なんかとるなと言われたから。




こっそり電話やメールしたかったがあたしは嘘が極端に下手。




隠してもすぐばれてしまう。




「ごめんなさい…ごめんなさいごめんなさい…!」




あたしは泣きながら謝った。




なぜかあたしは涙を流していた。

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