私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
「ねぇ雅ちゃん。隼人と何があったのか聞かせてくれない?」




優君はあたしに言った。




「まあ大体予想はついてるけどね」




結衣ちゃんそう言いながら、腕を組んだ。




「あ、うん。話すよ。隼人に何を吹き込まれたのか」




あたしは葵君の家に行った帰りに隼人に脅されたことをすべて話した。




————————………




「やっぱり結衣の言う通りだったな」




葵君は結衣の肩に手をのせて言った。




「あたし嫌だった。もし隼人のせいで葵君が退学になるの。だから隼人と付き合ったんだけど、




朝結衣ちゃんと葵君が楽しそうに笑って話してるとこ見たらてっきり……ほんとにごめんなさい…




すべてはあたしの勘違いでした。ごめんなさい…」




あたしは涙を浮かべながら頭を下げた。
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