私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
数分後。
俺はあまりの雅の頭の悪さに疲れ切っていた。
頭悪いにもほどがある。
特に数学。なぜか数学だけは異常に頭悪い。
「葵君大丈夫?疲れてない?」
「疲れてるにきまってるだろうが。頭悪いにもほどがあるぞお前…」
雅は顔を伏せて泣き出した。
「だって葵君教えてくれるって言うから遠慮なく聞いたのに…」
無駄無駄。そんな泣き落とし二度も通用しないってのww
「はいはい演技はそこらへんにして勉強終わりー」
「チェッ。二度も通用しないかぁww」
「バレバレだっつのww魔性女みたいww」
「誰が魔性女よ!失礼ね!ww」
俺と雅はしばらくじゃれあっていたのだった。