私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
「邪魔するなじゃねぇよ。なんてとこでいちゃいちゃしてんだよ。場所考えろ!」




「どこで何しようが俺らの勝手だろ。邪魔だからあっち行け。」




隼人は手を振った。




ああそうかいそうかい。相変わらず腹立つ言い方だな。




「そりゃ悪ぅございました!」




俺はイライラしながら下駄箱を出た。




いつもあいつらは俺らの視界に入ってくるんだ。




今日の昼だってそうだ。




屋上で雅と昼飯を食べようとすると、たいてい結衣と隼人が来るんだ。




雅は喜んでいたが、俺は雅と二人きりがよかったんだ。




さらに俺のテンションを下げたのがなぜか隼人と雅が楽しそうに話しながら飯を食べていることだ。




雅がほかの男と楽しそうに話してるところを見るといつも嫉妬をしてしまう。




こんな俺が情けないぜ…




俺はテンション低めでバイトに向かった。
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