私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
「…分かったよ。ごめんな。寂しい思いさせて。実は今までバイトしてたのは




雅の誕生日プレゼントを買うためだったんだ。」




葵君は何やら小さい箱を取り出した。




え…じゃあバイトしてたのは…あたしの誕生日を祝うためだったの…??




隼人が言ってたことってこういうことだったんだ…




なのにあたし頭ごなしに怒鳴って…




「…でもどうして連絡くれなかったの?」




「ああそれはバイトに集中するためと、雅にどうしても誕生日祝いたかったからだ。




決して雅を裏切るとか浮気とかそんなことで連絡シカトしたんじゃねぇよ。




でも余計雅を悲しませちまったな。ごめんな。ほんとにごめん」




そこまであたしの為に…




なのにあたしったらとんだ勘違いを…




あたしこそごめん葵君。あたしとっても幸せだよ。
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