私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
あたしの言葉に隼人君は手を止めた。





「…どうせお前も本当の俺聞いたんだろ。最終的にサイテー男とか言いに来たんだろ!





そんなこと聞きたくねぇよ!帰ってくれ!!」





「じゃあなんであの時あたしを助けてくれたの!?隼人君はそうやって本当の自分を隠してるだけじゃん!





もうわざとサイテー男演じるのやめなよ!素直になればいいじゃん!





隼人君が本当にサイテー男だったらあの時あたしを助けなかったと思うよ。





寂しいなら寂しいって言えばいいじゃん!許してほしいなら必死で謝ればいいじゃん!





最初からあきらめるなんて隼人君らしくないよ!





雅に話しかけてた時の隼人君輝いてたよ。もう一度やり直そうよ。あなたはもう一人じゃないんだよ。」





気が付くと隼人君は座り込んで泣いていた。





隼人君は今までの悲しみを全部吐き出すかのように声を出さずに泣いていた。




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