私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
優君が人の悪口言うなんて珍しいな。




いやでもあたし人の悪口言う人なんか大嫌い!




あたしは少しイライラしながらリビングに入った。




「あらおかえりなさい。遅かったのね」




お母さんはお菓子をほおばってテレビを見ていた。




「うん。まあね…」




「そういえば夕方頃中西優って子が来てたわよ。あんたのこと探してたみたいだけど」




「ああうんそれならもう解決したから…」




あたしは冷蔵庫からジュースを取り出して部屋に戻った。




――――――……




次の日。




あたしは聡から家に来ないかと誘われたので家を出ようとしていた。




すると玄関の前に優君が立っていた。




うわっ!びっくりした…




「あの優君何してんのこんなとこで。風邪ひくよ」




あたしはしぶしぶ声をかけた。
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