私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
あたしは駅に着き葵君を探した。
いた!
葵君は私服の格好で、携帯を触りながら待っていた。
「葵君…!ごめん遅くなって…」
「おせぇし。何してたんだよ電話したのに」
「え?」
あたしは急いで携帯を見た。
「あ…ごめん準備するのに夢中で気がづかなかった。」
「携帯見る癖、つけろよな。」
「あの、所でどうして突然…」
「どうしてって好きな女とデートしたかったから」
え!これってデートなの!?
てっきり何か用があるかと思ってた…
「つか気合入ってんなその格好。」
「え?ああこれは奈々が選んでくれたやつで…」
「さて行くか。ん」
葵君はあたしに手を差し伸べた。
「え?」
「え、じゃねぇよ手」