私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
「おい大丈夫か?」



あたしはつい男子に言われた言葉に傷つき、



泣いてしまった。



泣くなあたし…



男子の前で泣くなんて駄目!



けど涙が一向に止まらない…



どうして…



葵君…寂しいよ…



やっぱり葵君が隣にいないとやだ。



優君はあたしの頭を撫でた。



「おい泣くなって…」



優君は困った顔をして言った。



「奈々から聞いたぞ。葵に告ったって。



葵が好きなら好きでそれでいいんじゃねぇのか。



さっきの奴はあういう男なんだって思ってればいいんだよ。」



優君は隣に座ってパンをほおばった。



お腹減った…泣いててもしょうがないからご飯食べるか。



あたしは弁当を広げようとした。
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