私は彼の浮気相手!?~初恋相手はイケメン美男子~
そうだとしたら何であいつらは俺に言わなかったんだ?



雅は泣きながら俺に言った。



「だって…だって…いじめられてるなんて葵君が知ったら、



呆れて離れて行っちゃうかもしれないと思ったんだもん…



それに葵君ばかりに迷惑かけて悪いと思って…」



俺がそれだけで雅を嫌う訳ねぇだろうが。



とにかくイジメてる奴を突き止めないとな…



「俺がそれだけで雅を嫌う訳ねぇだろうが。



もっと俺を頼れ。」



雅はただ泣きづづけるだけだった。



「とにかくイジメてるやつを突き止めないとな…



隠しカメラでも設置するか」



「そこまでしなくてもいいんじゃ…」



「いいや、俺の好きな奴をいじめるなんて許せん!



教室戻るぞ!」



絶対犯人を突き止めてやる!



俺は雅を教室まで引っ張った。
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