美味しい飲み物〈Bachelor girl〉

◇チケットの次に大事かも。



元町にあるバリ風のカフェ。
初夏の日曜、高校時代の同級生、彩に呼び出された。


「聡、すごいことが起きたの」

黒目がちの大きな瞳。
雪みたいな肌。
可憐なピンクの唇には、バニラ・ラテの泡が少し残っている。

華奢なのに、胸だけ冗談みたいにデカイ。

逢うのは一年ぶりだけど、相変わらず
エロくていい女。

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