秘密の料理教室~レッスンで~【TABOO】
「後、宜しくね。千華ちゃん、信太くん」
「はい」

最後に食器を片すのはいつも二人。今日は千華と信太だ。



「千華。それ、入れようか」
「うん」

少し高い所には信太が入れて、千華は入れていった。

「これで終わりだね」
「うん」
「あ、そこのフォーク取って。2つ」

言われるまま、フォークを持って信太の所へ。


「千華ちゃん、今日誕生日でしょ?ケーキ、食べよ」
「うん」


信太が持ってきたケーキはいちごのショートケーキ。甘いクリームが口の中でとろけていく。
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